意外と知らないFIFAワールドカップの成り立ちと賞金制度

現在もっとも人気のある世界的スポーツイベントと言っても過言ではない、FIFAワールドカップ。オリンピック同様、4年に一度開催地を変えて開催されます。開催年は冬季オリンピックと同年であることも興味深いですよね。2012年には日本と韓国が共同開催したことで、日本におけるワールドカップの認知度も全国民レベルにまで高まりました。

 

国別対抗トーナメントでサッカー世界王者を決める

FIFAワールドカップは有名スター選手が出身国ごとに分かれて、世界一のサッカー王国トーナメント形式で決めます。本選に参加できる国は32か国。予選は開催年の1~2年前より各地域ごとに実施されます。サッカー人気が世界中で広まるにつれて、1998年に以前までの24か国から32か国へと出場国の枠が拡大されました。

90年近くの歴史があるワールドカップ

ワールドカップの歴史は、開催団体であるFIFA (国際サッカー連盟)が設立された1904年まで遡ります。1930年にウルグアイで第一回FIFAワールドカップが実施され、開催国であるウルグアイが優勝しました。当時の出場国は13か国。2位はアルゼンチン、3位がアメリカ合衆国と、南米勢力の強さを感じさせます。

 

試行錯誤を経て公平な投票方式に

開催国の選定は、FIFA総会での投票で決まります。過去には24名程度で構成されたFIFA理事会での投票で決定していた時期もありましたが、公平性を保つために、近年FIFA総会での開催立候補国を除く全加盟協会による投票方式に変更されました。過去には買収工作や過度の誘致活動など、大きな問題もありました。

 

スイスフランで支払われていたワールドカップの賞金

ワールドカップに賞金があることをご存知でしたか?賞金は優勝国準優勝国、そして3位国のみならず、4位国ベスト8およびベスト16にも贈呈されます。賞金額はFIFA本部がスイスのチューリッヒにある関係上スイスフランで支払われていましたが、2010年南アフリカ大会よりドル建てに変更されました。

あまり知られていない賞金内訳と種類

2018年ロシア大会での優勝賞金は3800万ドル、準優勝のチームには2800万ドル、3位国には2400万ドル、17~32位のグループリーグ敗退国にも出場給として800万ドルが贈呈されています。そして大会出場全32か国に、大会準備金として150万ドルが渡されています。